ミズノランニングクラブネット 市民ランナーによる市民ランナー指導チームの草分け

連載企画:藤崎彩子

第3回 こだわりウエアと気持ちいいマナーで、レースを格好良く美しく走る

■ファッション性と機能性でお気に入りのウエアを選
「格好よく走る」というと、まずウエアを思い浮かべると思います。
私は残念ながらテレビでの観戦となりましたが、先日行われた東京マラソンでも、女性ランナーのファッションが年々おしゃれになっていると感じました。ランニングスカートをはいたり、ビビッドな色のウエアを着たり、すてきなサングラスを掛けていたり・・。見ているこちらまで楽しくなるようなファッションの女性たちばかりでした。自分の好きなウエアを着て走るのも、モチベーションアップの秘訣ですね。

こうしたファッション性に加え、レースウエアは機能性も重視したいところです。これから気温も上がってきますので、吸汗・速乾性にすぐれたものがいいでしょう。綿素材だと吸収した汗がすぐ乾かず、どんどん重たくなってしまいます。それどころか、後半の身体の冷えにもつながってしまいますから、すぐに乾く素材は重要です。

私も速乾性にはこだわっています。二児の子育てでたくましくなった肩を出すのが恥ずかしいときには袖のあるタイプを着ることもありますが、なるべく軽く、すぐに乾くものを選んでいます。
また、春は紫外線の量も多くなってくる時期。UVカット機能があるランニングウエアもありますので、ウエア選びの参考にしてみてください。

■格好よく走るためにしっかり準備する
きちんと練習することもレースで格好よく走れるかどうかのポイントです。それは速いか遅いかではなく、自分なりに一生懸命準備ができたかどうかです。
私が実行していることは、たくさんのことを一気にこなすのではなく、「毎日少しずつ」です。塵も積もれば・・・ということわざがあるように、1を足していけば10になるし、100にもなる。そういう気持ちで練習に取り組んでみてはどうでしょう。日々の積み重ねがあってこそレースにつながりますし、また、ゴールの感動をより大きなものにしてくれると思います。

■レース中もマナーを忘れない
しっかり練習してお気に入りのウエアを揃えたら、レースが待ち遠しくてしかたないことでしょう。とくにこれからの季節、晴れた日のレースの気持ちよさは格別です。観光もかねて参加される方も多いのではないでしょうか。そんなレースをさらに楽しく、気持ちよく走るために私が日頃から気にかけていること、それはマナーであり、思いやりです。

大会は運営する団体、ボランティアの人たち、応援してくれる沿道の人など、多くの力によって支えられています。声に出して「ありがとう」と言えなくても、ちょっと頭を下げてみたり、目で合図したりして感謝の気持ちを表現できたらすばらしいことです。

もちろん一緒に参加しているランナーへの思いやりも大切です。参加者の多い大会では、レース中に手や足がぶつかったりすることも多々あります。そんな時、「ごめんなさい」のひと言があれば、お互いの心が和みます。
またフルマラソンは個人競技といいながらも、「前半は集団の力でレースを進める」というくらいランナー同士の力が大きく影響するものです。だからこそゴール後、一緒にペースを作ってくれたランナーと「お疲れさまでした」と握手を交わすことがよくあります。こうした思いやりの気持ちはとてもうれしいし、心から「走っていてよかった」と思える瞬間でもあります。

レース中はつい忘れがちになってしまうマナーですが、ボランティアをしてくれている人にも、沿道の応援者にも、一緒に走る人にも、同じ大会を盛り上げる仲間として接しているランナーを見るとすてきだなと思います。私もそうありたいと願いながら、いつもレースに参加しています。

 

第2回 一人でも続けられるランニングだが、仲間がいればもっと楽しい

ランニングをきっかけに生活がプラスに変わる

ランニング仲間を作るのも続ける上では大切です。仲間と一緒におしゃべりしながら走ると長い距離も無理なくこなせてしまいます。また、5kmや10kmのマラソン大会なら気軽に参加できるので、仲間と一緒に参加するのも楽しいものです。マラソンは個人競技のようですが、仲間ががんばっている、と思う気持ちが自然と自分を奮い立たせてくれたりします。大会が終わった後に仲間で食事をしたり、飲んだりするのも楽しみの一つです。私が走り続けてこられたのも、この「仲間」の存在がとっても大きいです。実は私のダンナ様もこのランニング仲間の一人だったのです。私の人生を変えてくれたのもランニングだったのですね。

また、ランニングは自分の生活を見直す、いいきっかけになったりもします。
走ることを生活の中に取り込むことによって、自分の体調にも敏感になるので、食生活や、生活パターンなど、少しずつ変化してきます。
走っていると、自然と体も引き締まってくるし、体重も減ってきます。それは、走ることによってカロリーを消費しているから、ですが、失った栄養もまた、補充してあげなければいけません。私が食生活で気を付けていることは、なるべく和食、魚や野菜や海草を中心にメニューを考えます。季節の食材を使うようにもしています。走るうえでは、脂っこい重い食事は消化もよくないし、翌日なんとなく胃が重たい感じがするので、避けたいところ。ただ、子供たちはそんなメニューより、やはりハンバーグやミートソース、なんて食事が大好きです。私もときどきはそういう食事をしながら、お酒を楽しみたい、と思うこともあるので、和食が続いたら、ときどき気分転換にこってりメニューをいれます。そんなときもハンバーグの中にたっぷり野菜をいれたり(ごぼうやレンコン)、ミートソースの中に普段なかなか食べてくれないセロリやニンジンをたっぷりいれたり、野菜のスープを添えたり、お肉を食べたら、必ず野菜をお肉の2倍量食べるように工夫しています。それと、朝食も大事にしています。大事に・・・・・・と言っても、ご飯とお味噌汁、納豆、フルーツといった簡単なものですが、それでも一日の栄養を考えると、少しでも補えていると思うのです。

それと私にとっては睡眠も重要です。若いころは多少の睡眠不足もへっちゃらだったのですが、最近は睡眠不足だったり、質のいい睡眠がとれなかったりすると、翌日すぐにお肌に現れるし、一日なんとなくダルさが抜けなかったり、走ることもさぼりがちになってしまったりするので、翌朝すっきり目覚めるためにも普段のお酒は適量、(あくまで適量・・・・・・)寝る最低一時間半前にはあまり食べ物を胃に入れない、睡眠前にストレッチなどしています。疲れたときにもとにかく睡眠!です。自分の身体の状態を理解して、向き合えるようになったこともランニングをしていてよかったことだと思っています。

私はランニングとは生涯スポーツだと思っています。現に私の両親も父は70歳、母は64歳です。ランニングを続けています。決して速くはありませんが、自分のペースでランニングを続け、今でもときどき5kmや10kmの大会にでています。続けているからこそだと、自分の両親ながら感心しています。
元気に美しく年令を重ねられる女性であるよう、みなさん、一緒にがんばりましょう!

第1回 自分のペースで走る生活へのランニングの取り入れ方

ここ数年の女性ランナーの急増は目を見張るものがあります。
今回はそんな走りはじめた女性たちへエールを送る気持ちをこめて、私が感じている走ることのメリットや私なりの続けるコツなどをお伝えしたいと思います。

走り始めた理由は人それぞれでしょう。ダイエット、健康のため、という人もいれば、
一度はマラソンを完走してみたい、という目標を持って始めた人もいるでしょう。
私は受験勉強のときに運動不足と、気分転換のために走っていたこと、また、両親もマラソンを趣味にしていたこともあり、「社会人になったお祝いにホノルルマラソンにつれていってくれる」、という両親からの甘い誘惑につられてホノルルマラソンに出場し、マラソンを完走するのって気持ちいい!と思ったところから始まり、なんともう十?年走り続けています。

ランニングは極端なことを言えば、ランニングシューズ一足あれば、どこでも気軽に始められるスポーツです。走りたいと思えば自分一人でも走り始められます。相手もいらなければ、場所も時間も限定されません。日常生活の中に無理なく取り入れられるという面も最近の多忙な女性たちの間で受けたのでしょう。それも一つのメリットですね。
さて、いくら気軽にとりいれられる、と言ってもそれを続けることはそれほど容易なことではありません。

「走る」ということは得てして「苦しい」というイメージがつきまとうものですね。
まして、天候や自分の体調、気分次第で走るのが「億劫」、と感じることもあります。
けれど、走りたくないなぁ、と思った日も思い切って外に出て、一歩踏み出してみましょう。季節や風を感じながらのんびり走ってみると、日ごろのストレスや悩みも
汗と一緒に流れていってくれるはずです。
私は現在6歳と4歳の女の子の母親であり、また、仕事もしています。育児、家事、仕事、また、家庭を持つといろいろな役まわりもあり、そんなことに追われて、毎日があっと言う間です。子供が小さいと走る時間をとるのも大変です。私も去年あたりから、娘たちが幼児から子供へと少しずつ成長してくれたこともあり、やっと平均して月間300kmほど走れるようになりました。子供たちもそんな母を子供たちなりに理解してくれているようです。もう少し大きくなったら一緒に走れるかも、と楽しみです。
女性は母親になると、家庭のことや育児で手いっぱい、生活も子供中心で自分のための時間が本当に少なくなってしまいます。私も時々「今日は走らなくてもいいか・・・・・・」と思うことがあります。でも、そう思って走らなかった日は、「走っておけばよかった・・・・・・」と後悔します。後悔するのがわかっているので、少しでも時間があれば、思い切って走る格好をして、外に出ます。本当に走りたくなかったらウォーキングでもいい、と思っていると、気持ちも楽です。それに、私が走る時間は唯一「私のプライベートの時間」。子供からも仕事からも離れて、一人で黙々と走っていると、さっきまで、バタバタと過ごしていたのが、そのときだけは、自分だけの時間が流れ初めます。走りながら、頭の中でいろんな事を整理したりします。今晩の夕飯とか、買おうか悩んでいるものとか、友人との約束とか、週末の予定とか、くだらない事ですが、そういう事を落ち着いて考える時間って一日の中で、あまりないのです。しかも、走りながら考えたことだと、結構いい結果に結びついたりするので、不思議です。
私が走る時間は朝と夕方です。朝は10km、少ないときで8Kmくらい、夕方は保育園のお迎えがあるので、5km。その夕方も子供の習い事や、その他いろいろ予定が入ったりすると、走れないこともあるのですが、出来る限り走るようにしています。この夕方のちょこっとプラスαのトレーニングが月間300kmを作ってくれています。
このちょこっとプラスαトレーニングは初心者の方にもおすすめです。
一度に長い距離を走ると、疲労がなかなかとれなかったり、ひざを痛めたりする初心者の方が多いですが、一日で何キロ、と考えて小分けにして走ると、身体への負担が少なく距離を走ることができます。一度体を休めているので、次に走るときに身体が軽く感じられ、
いいトレーニングができたりもします。

女性のみなさん、せっかく始めたランニングですから、ぜひライフスタイルの一環として
細く長く続けてみてください。
ランニングのメリットは続けることで一層高まってくれることでしょう。

 
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